神楽坂にあるフランス料理店「ラ・マティエール」でランチ。
アミューズ「鯵(山口産)のマリネ/ポテトとインゲンのジェノベーゼ、マグレ鴨の生ハム」
好物の鯵に生ハムも味が濃くて美味。期待できる前菜です。
「自家製パン」
「海の幸のタルタルサラダ、アンチョビ風味」
「ラ・マティエール」のスペシャリテだそう。サーモン、海老、蛸、夏野菜のタルタルの上に盛り盛りのハーブサラダ。香りで食欲増進、食べ応えも十分で、しっかり混ぜて食べると非常に旨い。
「鮑のムニエル、焦がしバターソース」
肝のソース、ツルムラサキ。鮑も柔らかで、定番のソースとの相性は間違いなし。
「玉蜀黍(イエローサブマリン)のクリームスープ」
続いても夏の定番、滑らか爽やかな甘みが喉に心地よし。
「平目(青森県産)のポワレ」
焦がしアーモンドがアクセント。皮目はパリパリ、身はふっくらの良い火入れ。
「ビゴール豚のロースト、マデラ酒のソース」
ジロール茸、ズッキーニ、ノワール・ド・ビゴールとも呼ばれるビゴール豚は、ピレネー山麓など限られた地域で飼育されているフランス原産の黒豚だそう。こちらも相当な量感、放牧豚のような力強い肉質、脂も甘くて旨い。
「温かいチョコレートムース、ピスタチオのグラス添え」
夏でも温かいデザート好きだわ。ピスタチオの風味も潤沢、シンプルですが、ちゃんと美味しい。
妙な小細工はせず、美味しく満腹で満足感が凄い。価格もリーズナブルとなれば言うことはありません。レストランは本来こうあるべきと思わせる素敵な内容、ただ和洋問わず、自分の大好きな飲食店はこういうお店ばかりなのでした。ごちそうまでした。
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