7ヶ月ぶりの銀座の老舗フランス料理店「ル・ジャルダン・デ・サヴール」で「32周年特別コース」をいただきました。
アミューズ「ハモン・イベリコのクロックムッシュ」
中澤シェフが最近スペインに旅行に行かれていたということで、スペイン食材が沢山入った新鮮なコース内容。
「関アジの軽い燻製と冬瓜の菓子仕立て、レモンのシャーベット、キャビア添え」
上にキャビア、アンディーブ、トマトを添えて。好物の鯵、冬瓜との調和も良く、香ばしくて味わいもしっかり。
「オーベルニュ産パンタードとフォアグラのモザイク、トリュフ風味」
好物のほろほろ鶏、トリュフのピューレ、蕪、マーマレード、カカオのクーリ。ほろほろ鶏は日本のものより味が濃く旨い。
「温野菜のガルグイユ」
「熱々の甘鯛の鱗焼き、サフラン風味のガスパチョ仕立て」
レシピも見ていないというオリジナルな食べるガスパチョ、野菜が荒ごしでどっさり入っており美味。「ル・ジャルダン・デ・サヴール」で甘鯛を使用されるのも珍しい。
「イベリコ豚の炭火焼き、トロ茄子、セロリラブのピューレ、ハモン・イベリコのクルスティアン」
メインもスペイン素材、イベリコ豚はローストしてから炭火焼き。この価格で豚肉!?という思いもありましたが、いただいてみると納得。ソースも旨い。
「タヒチ産ヴァニラクリームのミルフィーユ、エスプレッソのクーリ、フルーツゼリーとキャラメルアイス」
最近始められた通信販売でも購入できるミルフィーユ、パイ生地は既製品ですが、クリームが激ウマです。
小菓子「タルトレット、クッキー」
これまでと趣向も変え、充足感のある「32周年特別コース」でした。料理はもちろん、まだまだ新しいことに挑戦し続ける中澤シェフに心意気がとても素敵に感じます。ごちそうさまでした。
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