
池袋演芸場で「落語×コント vol.2 林家つる子 x どくさいスイッチ企画(銀杏亭魚折)」を拝見しました。まずは2人のトークコーナーから。初めて見るどくさいさんも着物姿。ザ・大阪芸人な話し方が面白い。お二人は同じ年で落研時代からのお知り合いだとか。芸名の由来が「ドラえもん」のひみつ道具「どくさいスイッチ」というのも初めて知り、狂気を感じます。前半は落語、後半はコントにて。
「スライダー課長」林家つる子
野球部の備品が無くなる、みっともない野球小噺から、野球を知らない人でも楽しめる爆笑野球落語。シアトルに3年住んでいながら野球を全く知らない課長が可愛い。桂鷹治さんはグローブにボールが入る音を腹太鼓でやっていましたが、つる子さんは尻太鼓で。下げは「今度は私が本物の握りを教えてやろう」
「いぼめい」銀杏亭魚折
小ゑん師匠もよく高座にかけているようですが初めて拝見。アマチュアなのでと謙遜していらっしゃいましたが、面白い。会社で経理をしていた時に、人事担当に聞いた新卒採用面接の苦労話から作った新作落語。訛りが酷くて何を行っているのかわからない学生、「潤滑油」の訛り方に爆笑。下げは「いぼめい…」
「ギター教室」林家つる子
やや不便な場所でギター教室をしている布袋さん、今日は新規の予約が3人も入っている。3人とも結婚式のサプライズでギターを披露したいといい1人目はエルビス・プレスリーの「監獄ロック」、2人目の女性は「好きにならずにいられない」、3人目のお爺さんはエディ・コクランの「カモン・エヴリバディ」、落語というよりコントっぽい内容でもう少しテンポが良ければ、下げは「林家つる平です」
「家電量販店/懇願」どくさいスイッチ企画
「めっちゃ女刑事」林家つる子
「病院にて#1/病院にて#2/Q」銀杏亭魚折
「11人抜きの人」どくさいスイッチ企画 x 林家つる子
途中で自分の名前とコントの題名を言うのが最初とまどいましたが、どのコントもこちらの想像を裏切る設定が楽しい。ずっと緊張しているどくさんさんに対して、池袋演芸場でコントをしているつる子さんはただただ楽しそうでした。また機会があればお伺いしたい。
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