寄席「12月中席 昼の部 主任:春風亭一之輔」鈴本演芸場

鈴本演芸場で「12月中席 昼の部」を拝見しました。

「熊の毛皮」春風亭㐂いち
途中から、相変わらずの清潔感。けっこう受けてる。
「太神楽曲芸」鏡味仙志郎・仙成
「楽屋外伝」鈴々舎馬風
「ふぜいや」古今亭志ん輔
お茶を濁し続けるマクラは面白かったのですが、本編でトーンダウン。下げは「幽霊なんて初めてだ、へぇー、風情があるね」
「ギター漫談」ぺぺ桜井
「桃太郎後日譚」春風亭桃栄
半年ぶりに聴いた演目ですが、やっぱり雉の描写が面白い。下げは「その柿、1つボクにも下さいな」
「芋俵」柳亭市馬
下げは「気の早いお芋だ」
「漫才」ロケット団
「芝居の喧嘩」春風亭一朝
幡随院長兵衛、一朝師匠は歌舞伎関連のネタは良い。本日は、なかなかの滑り芸でした。
「紙切り」林家八楽
二楽さんのお弟子、今年11月に舞台デビューされたそう。今年和装の花嫁さん、クリスマス、つば九郎。
「馬の田楽」春風亭一蔵
下げは「今まで生きてきて、馬の田楽は食ったことねぇ」
「金明竹」隅田川馬石
今日一番、前座話ですが、弱気な女将と丁稚のやりとりが面白過ぎて泣いた。馬風師匠、可愛過ぎて卑怯です。
「動物ものまね」江戸家小猫
初春の鶯、八色鳥、犬、猫、大山椒魚、海月。
「柳田の堪忍袋(柳田格之進)」春風亭一之輔
いつもの賑やかな調子は控えめで、ゆっくりじっくり聴かせます。最後のおきぬの婚礼を万屋が万事準備するのは一之輔さんのオリジナルか。おきぬも店へ出る前に請け出されており、皆ハッピーなラストが良いですね。

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