1931年(昭和6年)創業の老舗洋食店「日本橋たいめいけん」でランチ。2階にお伺いしたかったのですが、満席ということで1階にて。
「ボルシチ」
薄味の優しい具沢山スープ、50円という価格は嬉しい。
「蟹クリームコロッケ」
軽い衣に、やや硬めのタネの好みのバランス。中身が柔らかすぎるクリームコロッケは熱いだけで苦手。蟹よりもマッシュルームの風味強めで美味。タルタルソースも良い塩梅。
「ハヤシライス」
ハヤシライスはポットに入って提供、一般的なハヤシライスより色が濃い感じ。薬味はらっきょう、福神漬け、紅生姜。
デミグラスソースの旨味、玉ねぎの甘味、焦げっぽい香ばしい香りなどが一体となった奥深さと力強さが感じられます。牛肉たっぷりで食べ応えもあるのも嬉しい。
この黒さが茂出木シェフを想像してしまうのは難点ですが、程よい癖のある美味しいハヤシライスでした。また2階のヒレカツもいただきたい。ごちそうさまでした。
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