6月定例公演 能楽『氷室』/狂言『呂蓮』国立能楽堂

国立能楽堂で「6月定例公演」を拝見しました。

狂言『呂蓮(ろれん)松本薫(大蔵流)
シテの出家役の松本薫さんの終始朗らかな表情が素敵、宿の主人に出家したいと頼まれ、剃髪した後、名前を付けてくれと頼まれる。宿主の家に由来のある蓮を基礎に、とりあえず「いろはにほへと」から「い蓮坊」「ろ蓮坊」「ちりぬ蓮坊」など提案するが受け入れられず、やっと「呂蓮坊」と名前が決まる。その後、宿主の妻が現れ、勝手に剃髪した主人に激怒、主人がシンプルに出家のせいにするのに爆笑。あせる出家の表情にまた爆笑。間が素晴らしい。とても楽しい狂言でした。

能『氷室(ひむろ)櫻間右陣(金春流)
前場の氷室守のお爺さんと男の静かな場面から、雪乞いし雪玉を作る面白い間狂言、後場の氷室の神と天女の舞の神々しさという流れが素敵。氷の鏡を持ち面も装束も金色の氷室の神が華やかでとても格好良い。とても清々しく気持ちの良い演目でした。今日の面は前シテ「小尉」、後シテ「天神」、後ツレ「小面」でした。

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