渋谷パルコ劇場で上演されている三谷文楽『其礼成心中』を拝見するために、仕事以外では数年ぶりに渋谷へ。腹ごしらえに「渋谷スクランブルスクエア」13階にあるスペイン料理店「ホセ・ルイス」でランチをいただきました。2019年11月の開業時は大人気で要予約だったようですが、流石に今は普通に行って問題ございませんでした。
「ピンチョス3種盛り合わせ」
キタアカリのマドレーヌ、サツマイモのクリームスープの中にはオマール海老、スモークサーモンの下はアボカドとクリームチーズ。芋の角切りが入ったマドレーヌが美味しい。
「クレソン、セリ、ベビーリーフのサラダ、イベリコ豚のベーコン」
このサラダが今日一番気に入りました。セリが美味しく、松の実も好物です。やや厚切りのベーコンもサラダと良く合います。
「フルーツトマトのガスパチョ、コカ」
生ハムをピザ生地で包んだコカらしさの無いコカも非常に現代的な仕上がり。ガスパチョの中にはココナツのソルベと赤海老、ココナツはそれほど合っていると思えませんでしたが。
「スペイン風肉団子、ペドロヒメネスの香り」
皆大好きミートボール、重厚な甘さのシェリーはスペインの香り。
「スフレトルティージャ」
「ホセ・ルイス」の名物だそう。上に泡状の卵で中は普通より少し柔らかいオムレツ、少しですがじゃが芋、玉ねぎも入っています。2口くらいは美味しかったのですが、お味が単調で、泡が思ったより負担がかかりました。ちょっと苦手かも。
「濃厚海老出汁のフィデワ」
こちらも名物。上はフィデオですが、下にもちもちのカッペリーニが入っているがユニーク。アイオリソースがもう少し味わい深ければ嬉しかったですが、海老出汁が良く効いており旨いです。
「ガトーバスク、ミントのアイス添え」
デザートはプルーンのコンポート、カスタード入りのガトーバスク、ミントのアイス。緑の粉はほうれん草です。現代的なアレンジが上手くいっていないように感じる料理もいくつかありましたが、全体的には美味しくいただけました。
その後は、スクランブル交差点近くにある「渋谷西村フルーツパーラー」でパフェをいただきました。数年前渋谷で働いていたことがあったのですが、こんな店あったかしら。全く記憶にございません。スペシャルな桃やマスカットを使ったパフェもありましたが、面白くないので変わったパフェを注文。
「エミールパフェ 薔薇と白桃のレアチーズパフェ」
全く存じ上げませんでしたが料理研究家の酒井恵美子さんとのコラボレーションメニューだそう。ストロベリーボール、マンゴーソース、レアチーズムース、薔薇ジェラート、薔薇ゼリーなどが入っていますが、それぞれの味が貧弱過ぎて全体的にぼんやり。チーズの風味なんてほとんど感じられませんでしたが。。。そして久々にナタデココ食べました。ごちそうさまでした。
ただパフェを食べたことに満足したので、楽しい気分で渋谷パルコ劇場へ。街並みは思ったより変わっていませんでしたが、パルコの変わりようが激しく驚きました。錚々たる流行りのファッションブランドだらけ。日本ブランドを集めたフロアとか任天堂ストアやゲーム、アニメグッズのフロアとか外国人にも喜ばれそう。外側の回廊から上り下りできるのは楽しいですね。
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