鮨「さわ田」銀座五丁目あづま通り #19

一番大好きな銀座の寿司店「さわ田」に7ヶ月振り。2017年から定期的にお伺いしておりますが、こんなに期間があいたのは初めて。

いただいたのは24貫、追加3貫、手巻き1本。
「真子鰈、星鰈、泥障烏賊、鱚昆布〆、石垣貝、鰆、蛸、平貝、赤身漬け、中トロ(血合いぎし)、中大トロ、大トロ、鯵、鮑、唐津赤ウニ、車海老、新子、縞鯵、みる貝、鰹、ヤリイカ印籠詰め、大トロ(砂ずり)炙り、バフンウニ、穴子、玉子、鬼灯」
追加「泥障烏賊、鯵、鰹高知スタイル、赤身漬け手巻き」

真子鰈星鰈」一口目、やはり酢飯が脳に電撃が走る旨さ!!星鰈は真子鰈よりもさらに力強い食感で、噛むほどに甘やかな旨みは、酢飯によりさらに引き上げられます。

泥障烏賊」続いて大好物の泥障烏賊。隠し包丁が入っていますが、酢飯側の部分はやや硬さを感じます。しかしながら、他の烏賊には無い、この舌にまとわるねっちり感は素晴らしい。

」今夏の鮪は全くダメ(ガリガリ)だそうで、昨年11月の八戸産160kgの鮪。さわ田さんでは初めていただく長期間冷凍された鮪でしたが赤身漬けの香りも素晴らしく力強い旨み。夏にこの脂乗りの鮪をいただける幸せを感じます。

」明石の蛸は不漁続き、産地は不明ですが、数年前の超絶な蛸と比べると味が落ちている気がするのが残念。

新子、鯵」親方曰く「これから小肌が始まるご挨拶、美味しいものではありません」とのことですが、新子を旨いと感じるのはこちらだけ。五枚漬けで古典的な強めの酢漬けで群像の存在感はしっかり感じられます。有難い。そして、ふわふわな鯵も美味しいですが、このキュンキュンに酢締められた鯵は他ではいただけない逸品。

」久しぶりに生姜醤油とニンニク塩の2種類の鰹をいただく。鞍掛けにして握ったニンニク鰹の破壊力が凄まじい。

雲丹」極濃密でねっとりな唐津赤雲丹に対し、山盛り軍艦の余市積丹のバフン雲丹は口の中で瞬時に溶けるジュースのよう。それほど好きな食材ではないですが、さわ田さんの雲丹は格別。

酸っぱいものが食べたくなる夏の鮨は好みですが、江戸前らしい〆物、鱚、鯵、新子が抜群に旨い。今日も最高、ごちそうさまでした。

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