タイ・バンコク生まれのフーディー?ビアさんが2020年6月にオープンした居酒屋?「銀座 美会(ビア)」にお伺いしました。ビアさんはこれまで存じ上げませんでしたが、予約サイトOMAKASEでたまたま発見して予約させていただきました。以前は「尾崎幸隆」が入っていた黒い一軒家、靴を脱いで、スリッパを履いて上がりますので、普通の家みたい。2階の京風の天井画、豊富秀吉的な金色の壁面などはそのまま使用されています。
「胡麻豆腐、刺身湯葉、バフンウニ」
豆腐というより、胡麻のお粥のような感じ。淡い味わい。日本酒の品揃えも期待していたのですが、「王祿 純米」と「黒龍 しずく」の2種類のみで残念。
「生ハム、蒲鉾、サーモン手まり寿司」
有名な川岸牧場の神戸牛の生ハムは唐墨と一緒に。美味。サーモンは和菓子風。お味は普通。
「香の物」
このタイミングで登場したのは不思議でした。ゴーヤの漬物が面白い。
「焼豚」
通常より長い期間かけて飼育された豚肉を使用。心地よい歯ごたえに、甘い旨味がじわり。脂の部分も美味しい。
「辣子鶏(ラーズーチー)」
プリプリのモモ肉を使った四川の唐揚げ。大量の唐辛子の香りと程よい辛味で美味。日本酒ではなくビールが飲みたくなります。
「カレーライス」
高田馬場のとんかつ店「成蔵」で仕込んだTOKYO-Xのヒレ、ロース、バラ肉色んな部位を使用したスパイスカレー。具は細切れの豚肉が大量。辛味はあまりなく、酸味が際立つか。成蔵でいただいた豚カツに比べれば印象はかなり弱いですが、脂っこさは全くなく、食事の締めに最適。
美味しいものもありましたが、お値段を考えると、もの足りない内容。今回いただいたのは手軽なコースでしたが、フルコースやアラカルトでいただけば印象も異なるのかもしれません。ジャンルは居酒屋となっていますが、私にとっては利用するきっかけがとても掴みにくいレストラン。銀座らしい不思議なお店ですね。ごちそうさまでした。
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