毎年恒例、フランス料理店「ル・ジャルダン・デ・サヴール」にトリュフコースをいただきにお伺いしました。
アミューズ「トリュフのプティ・ピサラディエ」
サックリしたピザ生地にほんのりトリュフの香り。期待が高まります。
「自家製パン」
何気に美味しい自家製パン、左右のトンガリが可愛い。
「トリュフポテトサラダとポーチ・ド・トリュフ卵」
定番のトリュフと一緒に寝かしたトリュフ卵を全面に押し出した一皿。ポテサラもトリュフ入り、卵にはトリュフソースがたっぷりと掛かります。それぞれ単品でいただくよりも、崩して2つを混ぜていただくとトリュフの香りが口に広がり絶品。世間ではトリュフの香りを全面に押し出す料理が溢れる中、中澤シェフはトリュフの旨さを感じさせてくれます。
「兎の背肉、フォアグラとトリュフのパイ包み焼き」
新作、パイ生地の上下にトリュフが入っていました。しっとりしたパイ生地に濃厚なウサギ肉が良く合います。
「ガルグイユ」
定番のガルグイユのみトリュフは無し。春らしい山菜も沢山入って野菜もソースも非常に滋味。
「フグとトリュフ」
焼いたフグの白子と、フグの皮などをピュレし、トリュフ卵で固めたクネルをフグの身に巻いて仕上げています。白子とトリュフの愛称が良いのは証明済みですが、もう1つのユニークな料理は、フグの旨味も存分に感じられて素晴らしい〜。
「蝦夷鹿とトリュフの春キャベツ巻き」
こちらも初めていただく料理。ミンチを使用してないシューファルシは初めてかも。
ロール状にした柔らかい鹿肉、中心にトリュフ。フレンチの経験が浅いせいかもしれませんが、こういうトリュフの使い方をするシェフを他に知りません。
キャベツから出た水分がやや気になるもののキャベツの甘みもたっぷりで美味。量感も満足感有ります。
「トリュフプリンとバニラアイス」
トリュフの香りという面では、このプリンが一番。世界一旨いプリンかも。50個は食べられます。
最後は定番の小菓子とコーヒーでゆっくりさせていただきました。
トリュフを調味料、薬味ではなく、しっかり素材として使用されているのが本当に素晴らしい。トリュフが香りだけではない、旨い食材であるということを再認識させてくれます。定期的にお伺いしたいフレンチレストランです。ごちそうさまでした。
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