国立劇場、「桂南光独演会」を拝見する前にランチにお伺いしました。予約でいっぱいとのことでしたが、12時半までならOK、席数多いですが、とても人気のあるイタリアンのよう。サービスもイタリアン人の方がいらっしゃり、お店の雰囲気、「チャオ!」という挨拶にも無理はありません。パスタとメインが着くビジネスランチをお願いしました。
「フォカッチャ、タラッリ」
まずは大量のパン、フワフワのフォカッチャに、タラッリは乾パンのようなリング状のパン、ビールの摘みにも良さそうです。
「石川県産鰯、レーズン、トマトソースのキターラ」
皿出しは非常に早い。ケッパーのアクセントに、好物の松の実が入っているのが嬉しい。手打ちの生パスタ、小麦の風味もしっかり感じるモチモチ食感、鰯の存在感は弱め。基本的には乾麺の方が好みですが、美味しいパスタでした。
「サイドサラダ」
奈良県宇陀の新鮮野菜サラダ。
「霧島豚肩肉、もも肉の白ワイン煮込み、クスクス」
ひよこ豆のトマト煮、インゲンの付け合わせ。豚肉は柔らかで、部位による食感の違いが良いです。ソースと何故か懐かしいお味のするクスクスはしっかり混ぜて、カジュアルランチとしては申し分の無いクオリティです。
「パスティエラ、ヨーグルトのムース」
復活祭に食されるというナポリの伝統菓子パスティエラは、大麦とオレンジのタルト。日本人にとって米や麦のデザートは鬼門ですが、こちらも例に漏れずそれほど美味しいものであはりません。最後は熱々のコーヒーをいただいて40分ほどで退店。全然落ち着いて食事ができませんでしたので、次回は予約してお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
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