飯田橋のフレンチ「ソンブルイユ」で素敵モーニングをいただいた後は神楽坂、寺内公園側にある中華料理店「エンジン」にランチにお伺いしました。赤坂の中華料理店「うずまき」で研鑽された松下シェフが2015年に開業したレストランだそう。店に入ろうとすると近所で飼っていると思われる猫が出現、久しぶりに触れる温かいふわふわ、最高です。
「赤クラゲ、芋茎、ドライトマトの胡麻和え、蒸し鶏 茗荷ソース」
ランチの前菜ながら、どちらもちゃんと美味しい。初めて食べるかもしれない赤クラゲはコリコリ良い食感、素材の組み合わせも面白い。
「猪の焼売」
これも旨い。猪の力強さもしっかりと感じられる焼売です。クセは無いので、言われなければ猪とは気付かないのでは。
「鰆の豆豉蒸し」
ちょっとフレンチっぽい感じもする料理ですが、鰆の仕上げはかなりのレベル。「蒸し」って良いですね。香り良く濃密ではありますが、爽やかさも感じる豆豉ソースも美味。
「黒酢酢豚、新玉ねぎ」
酢豚はそこまで好きな料理ではないのですが、これもなかなか。酸よりも甘味をしっかりと感じるソースに、衣の存在感をしっかり残した豚肉の調和が素敵。ソースでしっとりして丁度良いように綿密に調理されている印象。
「お焦げ」
ソースにはお焦げ。このサービスも嬉しい。
「シラスと柴漬の炒飯」
これも面白い。米よりも卵がメインかと感じるくらいフワフワで口当たりがよい初めて体験する炒飯でした。単品だともの足らないが、コースの〆には最適。美味。
「杏仁豆腐、デコポンのジュレ」
最後はデザートまで付いて、3,500円という価格は素晴らしい。2,200円のコースよりも絶対お得でしょう。夜も1名からOKということで、またお伺いしてみたいです。大満足。ごちそうさまでした。
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