銀座で1913年創業創業の老舗天婦羅店、2018年に三代目が引退され、四代目の西澤親方が腕を奮っています。三代目の時に天丼ランチをしばしば利用していたのですが、引退し、足が遠のいていましたが、最近またお伺いさせていただくようになりました。本日は初めて天丼ではない、ランチの天婦羅定食をいただきました。
「サラダ」
女将特製ドレッシングで、野菜のしっとり感が良い。
「車海老」
天婦羅店の海老はあまり美味しいと思わないのですが、これは甘みが強くて美味。揚げ油は関根油店の玉締め絞りのごま油を使用。
「鱚」
「アスパラガス、玉蜀黍、ブロッコリー」
野菜3種、玉蜀黍が甘い。
「メゴチ」
「茄子」
「虎魚」
天タレにネギ、紅葉おろしをたっぷり入れて。肉厚で旨い。
「ギンポ(銀宝)」
おっ〜!「てんぷら近藤」で食べ逃してから、ずっと食べてみたかったギンポ。にょろにょろ系ですが、穴子とは全く違う風味と食感、格別です。
「虎魚カマ」
今日一番。手で持ってかぶりつき。ゼラチンもたっぷりで旨い。
「ミニかき揚げ丼」
普通のサイズのランチ天丼でも食べられる腹具合でしたがコース通常のミニサイズで。タレも非常に美味。
「西瓜」
最後は味の濃い熊本県産西瓜で爽やかに。親方は築地の料亭「新喜楽」でも修行されていた方、数年前より断然腕が上がり、美味しくなっている気がいたします。
親方と女将と2人で切り盛りされているのですが、お子さんが小さくいつもお店にいるのも、アットホーム過ぎるが、魅力と言えば魅力か。数ヶ月前までは女将の背に負ぶわれていたのですが、今ではお店を歩き回っている。赤子の成長って凄い。1歳3ヶ月ですが、天婦羅が大好物だそう。末は五代目?そんなことも楽しみな「茂竹」です。ごちそうさまでした。
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