約半年ぶりに飯田橋のフレンチ「ソンブルイユ」でランチ。モーニング以外でのお伺いは初めてで、とても楽しみ。
アミューズ「ホタテのムース」
イカスミ、岩のりと米粉のチップ、バルサミコ酢の玉。甘味はあまり感じられませんが、ホタテのコクが十分に感じられ美味。アミューズが美味しいお店は期待が高まります。
「フォワグラのポワレとフランス ロワール産ホワイトアスパラガス」
上にじゃが芋のチップ。珍しい組み合わせかと思いきや、古典的な料理のよう。日本の優しいアスパラでは成立しない一皿。味の濃いアスパラ、フォアグラの脂と濃厚なソースとの相性が素敵。
「春野菜のヴルテとコンソメジュレ」
アスパラガス、隠元、ブロッコリーのヴルテ、甲殻類の出汁のコンソメジュレ。見た目は爽やかですが、それだけではない力強さ。
「オマールブルーのシヴェ」
ニンジン、セロリの入ったシヴェ、外側にブールブラン、シヴェはジビエの血と赤ワインのソースとのことですが、甲殻類で作る場合は味噌を使うこともあるとか。ちなみにシヴェは本来、玉ねぎの意味だそう。御託はともかく絶品!気品のある美しいビジュアル、オマールブルーの素材感が凄いし、奥深いソースも旨過ぎ、素晴らしい。
お口直し「シャンパーニュのグラニテ、キールロワイヤル」
アルコール感しっかりですが、カシスの清涼感。
「フランス産クロワゼ鴨の一羽アンティエ、ココット焼き」
メインはビュルゴー家のクロワゼ鴨。クロワゼ鴨は、真鴨のメスとカーキーキャンベル(採卵用で育てられるアヒル)のオスを交配した小型鴨。上にトランペット茸、ハーブソース。シヴェが濃厚なので、こちらは軽めのソースで。肉質は柔らかく、旨味も感じるバランスの良さで美味。
「クロワぜ鴨ほぐし身のサラダ」
サラダも最高ですね。
「パッションフルーツのパルフェ」
「ショコラのスフレ/アルマニャック、ピーカンナッツとプラムのパルフェ」
デザートもしっかり2種類。ソンブルイユはデザートも本当クオリティ高い。素晴らしい。
「小菓子、ショコラ」
ミニャルディーズはワゴンから好きなだけ。幸せ。結婚式場も併設した一軒家レストランなので、雰囲気も最高、料理も最高。ただジェケット着用必須なので、暑い時期は無理、また秋冬必ずお伺いしたい。ごちそうさまでした。
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