国立能楽堂で「第28回青翔会(能楽研修発表会)」を途中の狂言から拝見しました。
狂言『茶壺(ちゃつぼ)野村万之丞(和泉流)』
設定自体が面白い、背負った荷物をすっぱが盗もうとして、片方外れていた連雀に肩を掛け、自分のだと主張するのが笑える。最後の落ちは予想通り、目代というのも嘘ではないのか。
能『春日龍神(かすがりゅうじん)今井基(宝生流)』
残念ながらクライマックス以外、寝てしまいました。女性の囃子方の声は初めてで、最初ちょっと違和感あったけど、途中から気にならなくというか、若干の心地よさも。シテは若い方が演じると、良くも悪くも軽くなるんですね。最後の八大龍王と眷属が沢山現れる「ハタラキ」は素敵。とにかく眠くなってしまったのには反省です。前シテの面は「小尉」、後シテは「黒髭」でした。
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