令和6年2月文楽公演第三部『五条橋』『双蝶々曲輪日記』日本青年館ホール

外苑前の「日本青年館ホール」で、令和6年2月文楽公演第二部に続いて第三部を拝見しました。このホール、ロビーに座席が少ないのは残念ですが、客席の椅子が座りやすくて良いです。

配役
令和6年2月文楽公演第三部『五条橋』『双蝶々曲輪日記』日本青年館ホール

1本目は「五条橋(ごじょうばし)」、3年ぶりに文楽で拝見しましたが、前回の記憶が全く無く。ただ先月「女流義太夫演奏会」で拝聴しているので余計に楽しい。やはり人形ならではの義経の人間離れした動きが面白い。第二部からの気分転換にも最適。

2本目は「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」、何度も拝見している上に、激しく眠かったのですが、最前列だったため何とか耐えられる。舞台にかかる回数が非常に多いですが、いまいち面白さを実感できない演目。長五郎母が吉田和夫さん、十次兵衛が吉田玉男さん、切が竹本千歳大夫さんと磐石ですが、最後の引窓の開閉の失敗は残念で「南無三宝夜が開けた」の台詞の意味が伝わらず。

来月の文楽とアニメーションのコラボレーション「ブンラク・ファースト・セッション」は非常に楽しみにしております。

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