新宿末廣亭5月余一会 夜の部 「喬太郎・文蔵 二人会」

「新宿末廣亭5月余一会 昼の部」に続き夜の部 「喬太郎・文蔵 二人会」を拝見しました。

前座「道灌」柳家おい太
喬太郎師匠のお弟子さん、入ってまだ3ヶ月だそう。初々しいです。
「唖の釣り」橘家文吾
与太郎を描写する際の眉毛のピクピクが気になりますが、こちらもフレッシュな感じ。
「スナックヒヤシンス」橘家文蔵
まさかの林家きく麿師匠の新作落語。じゅん子ママとチーママのアキコ(2人の年齢を足すと150歳)が客が来ないスナックヒヤシンスでだべっているという、ほぼそれだけの話。嫌われている常連客のヤマダの悪口をリズムに乗せて言い合うゲームを強面の文蔵師匠が少し照れながら演じている姿が可愛くて爆笑。最後は驚愕の事実が判明し、語尾の「ですぞ」の連発も楽しい。色々とビビクリマンボ!な一席でした。
「まさたか」橘家文吾
国分寺で人身事故のため、喬太郎師匠が来ないため、そして文蔵師匠が早く高座を降りてしまったため急遽2回目。二十歳の誕生日を祝われているお兄さんは実はウイスキーで。設定が面白い。下げは「安心しろ、お兄さんは2人いる」
「やとわれ幽霊」柳家喬太郎
15分ほど、遅れた話が続きます。遠過ぎてタクシーに断られたエピソードに爆笑。2001年に亡くなった古今亭右朝師匠の愛すべきエピソードのマクラから。30年ぶりに夜、もうすぐ廃校になる予定の母校にやってきて忍び込む3人、保険の先生と教頭のごちゃごちゃ、教育実習の音楽の先生と校長先生の危ない関係、体育の先生のマザコンなど3人の素敵な思い出が無惨に塗り替えられていく。実はこれは学校の幽霊の仕業で・・・。後半は笑いは抑えて、しっぽり哀愁たっぷりに。下げは「いやいや0(れい)から始めるんだよ」

「喬太郎×文蔵対談」
2年前と同じく、特に話すことはないそうですが、海外出張の話で盛り上がる。文蔵師匠がドイツで芝浜を演じた時の意外な反応、即席ラーメンや茶漬けを高値で外国人に売り捌いた話、絵が大好きな柳家わさびさんの失敗談など。喬太郎師匠の東武バスの「TOBU」を見て日本に帰ってきたと実感したとう話も面白い。その後はまだ行ったことのない県の話など。

「普段の袴」柳家喬太郎
「アコーディオン漫談」遠峰あこ
一週間に十日来い、ポーランド民謡の「まっかなリンゴ」を空耳翻訳で、ニッポン娘さん(ポクポク小馬)、ぼくカッパ巻き、私の小田急線(オペラ)、東京節。
「寝床」橘家文蔵
古典落語ですが、特に最後の戦場並みに激しい主人の義太夫語りの部分を汗をかきながら演じるアグレッシブな一席。途中で何故か小池百合子やトランプが出てくるのが笑える。30分押しの熱演でした。

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