
歌舞伎座で「八月納涼歌舞伎 第一部」を拝見しました。
『怪談 牡丹燈籠(かいだん ぼたんどうろう)』
伴蔵:坂東巳之助(大和屋)
お峰:尾上右近(音羽屋)
お国:坂東新悟(大和屋)
宮野辺源次郎:中村橋之助(成駒屋)
萩原新三郎:市川染五郎(高麗屋)
お露:尾上辰之助(音羽屋)
乳母お米:尾上緑(音羽屋)
仲働お六:尾上菊三呂(音羽屋)
医師山本志丈:澤村精四郎(紀伊国屋)
女中お竹/酌婦お梅:中村玉太郎(加賀屋)
酌婦お絹:澤村宗之助(紀伊国屋)
飯島平左衛門:河原崎権十郎(山崎屋)
三遊亭円朝/子久蔵:松本幸四郎(高麗屋)
こえかぶでも体験したのと似た、途中に三遊亭円朝の落語が入る構成が興味深い。前半は幽霊が活躍、ずっと憂えている辰之助さんのお露が儚げで美しく、お国のシンプルな悪性ぶり、実は良い人の気もするお峰のコミカルぶりも素敵。指のメイクも怖い尾上緑さんの乳母役がハマり役で素晴らしい。二幕目は客席もより暗くなり前半爆睡してしまいましたが、男性よりも女性が強く、幽霊よりも人間が怖い話。主要人物がほぼ死ぬといっても過言ではないほど人が死にまくり、最後は誰もいなくなり、帰宅時には、下駄の音が聞こえたような気がいたしました。

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