
紀伊國屋ホールで「田辺いちか独演会」を拝見しました。
「寛永三馬術 愛宕山梅花の誉れ」田辺いちか
お馴染みの話ですが、何度聞いても良い。曲垣平九郎が乗る見た目は貧相な馬の描写が可愛い。ゲストの梅之丞さんに因んで梅の話という気遣いも素晴らしい。
「天保水滸伝 鹿島の棒祭り」神田梅之丞
マクラも講談も師匠の香りを感じる男前。いつの間にやら二つ目になったんですね。侠客を演じるには昔の映画を見ろと師匠に言われ、神保町シアターに行ったらドラえもん特集だったという話が楽しい。犬婆の件はやっぱり面白い。当然ながら盛り上がる前で終了。
「三遊亭白鳥作 鉄砲のお熊」田辺いちか
熱海付近の月影村の幼馴染3人の話、女相撲の大関「鉄砲のお熊」となったおみつ、歌舞伎の女形になった時次郎、いじめっ子の長吉。原作は適当だと思われますが、しっかり丁寧な講談に仕上がっているのが驚き。天狗山での相撲も盛り上がりました。
「赤穂義士外伝 忠僕元助」田辺いちか
先日の末廣亭余一会で伯山さんの聞いたばかりだったので新鮮。いちかさんの方が原作には忠実そう。十二月の歌舞伎公演がますます楽しみになりました。

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