
日本橋公会堂で「古今亭文菊独演会」を拝見しました。
開口一番「道具屋」古今亭ふみいち
初めて拝見する文菊師匠のお弟子さん、弟子がいると師匠と呼びたくなる。応援しております。
「そば清」古今亭文菊
蕎麦の食べ方が枚数とともに段階的に変化するのが楽しい。うわばみの描写や最後の赤い花の食べ方も上手で想像力が湧く。途中、客席の電話が鳴りましたが、対応がお見事。下げは「蕎麦が着物着て座ってやがる」、本日一番笑いの多い演目でした。
「笠碁」古今亭文菊
続けて笠碁、二人の喧嘩の部分もリアリティ十分、実際ありそうな気がする。菅笠を被って尋ねいていく隠居の挙動不審振りが楽しい。
「掛取り」古今亭文菊
最後は本当に年末らしい演目、狂歌、芝居(歌舞伎)、喧嘩、万歳と続きますが、歌舞伎部分が上手すぎて笑うより感心してしまう。お声が良い落語家の方はやはり素晴らしい。来年も楽しみにしております。

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