美術

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「狩野派 ─画壇を制した眼と手」出光美術館

3月22日までの開催予定でしたが、コロナウイルスの影響で3月1日で終了。。。悲しいです。 ただ、展示としてはいつもより小規模な感じで、あまり面白くなかった。。。興味深いのは、古画が狩野派の当主たちのもとへ持ち込まれ、真贋や筆者の判定を任され...
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広尾開館10周年記念特別展「上村松園と美人画の世界」山種美術館

広尾の山種美術館で開催中の「上村松園と美人画の世界」を拝見してきました。伊東深水と並び、美しい女性画でとても好きな作家です。現代でも「芸術を以て人を済度する」という気概を持ち、その言葉に説得力を持って活動しているアーティストがいるでしょうか...
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「大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」東京江戸博物館

東京江戸博物館で開催中の特別展「大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」を拝見しました。人気の展示なので、開場丁度の9時30分に到着。すでに混雑している「第1章 喜多川歌麿」は飛ばして、「第2章 東洲斎写楽」から見始めます。文章...
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「人、神、自然-ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界-」東京国立博物館

久しぶりの美術鑑賞、上野の森美術館の「ゴッホ展」、東京国立博物館本館の「高御座と御帳台」の無料観覧の大行列を尻目に東洋館へ。空いています!ちなみにアール・サーニさんはカタールの王族だそう、世界各国の古代文明の人、神、動物の名品が沢山拝見でき...
能・狂言

「能装束と歌舞伎衣装」文化学園服飾博物館

新宿にお能を見に来たついでに拝見してきました。新宿駅から徒歩10分ほど、文化学園内にある小さな博物館です。 『白浪五人男 勢揃いの場』の衣装が揃い踏み。柄の意味もちゃんと分かり面白い。首領の日本駄右衛門は「碇、方位磁石、綱」でかじ取り役、江...
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「奥の細道330年 芭蕉」出光美術館

時間が空いたので終了間近の展覧会に行って参りました。俳句や詩は好きなのですが、それほどグッときた記憶がない「松尾芭蕉」です。作品を見ているといきなりわからない重要語句が登場。ほぼ全部の作品に「発句」と記載されていますが「発句」とは??そもそ...
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「画業50年“突破”記念 永井GO展」上野の森美術館

世代はややずれていまして、代表作である『マジンガーZ』『キューティーハニー』『オモライくん』『ハレンチ学園』『けっこう仮面』は知識がありませんが、漫画好きな父のため自宅にあった『デビルマン』は小学生時代に愛読しておりました。アニメも良いので...
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「サントリー芸術財団50周年 黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部-美濃の茶陶」サントリー美術館

サントリー美術館で開催中の美濃焼の展示「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部-美濃の茶陶」を拝見しに参りました。「しびれるぜ、桃山。」というキャッチコピーですが、1点目の展示品「黄瀬戸茶碗 銘 難波」で早くもしびれた!薄手で直線的、端正な造形が大変美...
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「優しいほとけ・怖いほとけ」根津美術館

仏像好きにつき気になった根津美術館の企画展「優しいほとけ・怖いほとけ」。メインの仏の展示は全体の半分ほど(もともとそれほど広くない美術館の中で)で物足りない印象。半分はお馴染みの古代中国の青銅器(饕餮 とうてつ)、鍋島、茶道具の展示となって...