尾山台に本店のあるケーキ店「オーボンヴュータン 日本橋高島屋店」でケーキを購入。始めて日本橋高島屋に入りましたが、商業施設はどこも似たお店ばかり。
フランス語で「AU BON VIEUX TEMPS(=古き良き時代)」という意味だそうです。「オーボンヴュータン」のケーキをいただくのは10年ぶりくらいでしょうか。お値段はほとんどのケーキが500円前後と今の時代としてはリーズナブルに感じますが、ケーキのサイズも小さめです。
「フロマージュクリュ」
小さいレアチーズケーキはレモンでなく白ワインが使用されているそう。これは印象薄。
「パラディ」
見た目が一際華やかなケーキ。ホワイトチョコレートのムース、ピスタチオのブリュレとフランボワーズのジュレ、土台もピスタチオ風味のダックワーズ。ピスタチオ好きなので購入しましたが、ホワイトチョコレートは普段いただくことはあまりありませんので甘〜。ちょっと甘さにもっていかれた感はあります。
「モンブラン」
外側は滑らかなマロンクリーム、中は生クリームと外側よりしっかりしたラム酒香るマロンクリーム、土台はメレンゲととてもシンプル。栗の味わいは淡めで、甘みがしっかりですが、爽やかな印象。子供が好きそうなモンブランです。
「アリババ」
18世紀中頃にクグロフにラム酒をかけた「アリババ」というお菓子が誕生したという。上にレーズンとオレンジピール、中にカスタードクリーム。ブリオッシュ生地に沁みたラム酒は、予想より弱め。個人的にはラム酒がごりごりに効いた方が好きですが、上品で美味しくいただきました。
全てのケーキに共通するのは、店名からも明らかですが、河田勝彦シェフは古典や伝統をとても大事にされているなという印象。とはいえ前回(10年前)と同様ケーキは少し印象薄でした。ごちそうさまでした。
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