新宿末廣亭で「2月下席 夜の部」を拝見しました。
「茶の湯」柳家小団治
昼の部のトリ、途中から。渋い。
前座「やかん泥」柳家ひろ馬
頻繁に出会う前座さん、下げは「次は大きなヤカンだ!」
「たらちね」春風亭朝之助
「音楽パフォーマンス」のだゆき
噂には聞いていましたが初めて拝見。尖り帽子にふんわりしたワンピース、のんびりした喋り方の不思議な雰囲気。ピアニカで車のクラクション、救急車、コンビニ、パイプオルガン、アコーディオン(人生のメリーゴーランド)、アルトリコーダーとソプラノリコーダーでジングルベル、最新式のトイレの水が流れる音。末廣亭とのギャップも楽しい。
「鍬潟」金原亭 杏寿
沖縄出身女性で初の二ツ目昇進。小さい人を揶揄する落語、こういう時代に会わない演目も落語ではどんどんやってもらいたい。下げは「敷布団を横に敷いて寝ておりました」
「金色夜叉」林家たけ平
先日講談でも拝聴した金色夜叉、こちらはたけ平さんの創作なのか。本も読みたくなってきた。
「ジャグリング」ストレート松浦
「伽羅の下駄」桂文雀
下げは「亭主はゲタゲタゲタゲタ」
「家見舞(肥瓶)」むかし家今松
気になっていた落語家、初めて拝見しました。下ネタ落語ですが、品良く。
「ギター漫談」ぺぺ桜井
歌いながらハーモニカを吹く芸は初めて見ました。できてないのが面白過ぎる。
「住吉駕籠(蜘蛛駕籠)」春風亭正朝
「足が八本出てるよ」「あれが本当の蜘蛛駕籠だろう」
「初天神」入船亭扇橋
何回か見ているですが、子供の出てくる落語しかやらないのか。面白いからいいけど。
「漫才」すず風 にゃん子・金魚
「六尺棒」春風亭柳枝
「寄合酒」橘家文蔵
マクラは声が小さくて聞こえませんが、本編は大丈夫。「犬はどうした?」「持ってきたんだ、焼いて食おうよ」
「紙切り」林家正楽
相合傘、扇の的、ひな祭り。
「井戸の茶碗」春風亭一蔵
サイゼリヤで若人に絡まれた時の、落語家の誇り高き林家なな子さんの話に爆笑、登場人物は正直な良い人ばっかり、最後もめでたしめでたしな好きな演目が聞けて嬉しい、「磨くのはよそう、また小判が出るといけない」
コメント