滅多に行かない池尻大橋、せっかくなのでフランス料理店「リアン」でランチ。スタッフが数人いらっしゃいますが、皆様お若い。
「山菜とベーコンのシフォンケーキ、甘エビのタルタルの塩サブレ、インカのめざめチップ」
綺麗な前菜、価格はリーズナブルですが、丁寧に作られている様子で好感触。
「蝦夷鹿のパテ、プラムのチャツネ」
「ブリオッシュ」
「雪下にんじんのポタージュ」
どろりとした質感、人参のしっかりした味わい、甘くて美味しい。
「淡路島産玉ねぎのムースと魚介類のカクテル仕立て」
天使の海老、鰤、サーモン、帆立のムース、魚介コンソメのジュレ。こちらも魚は別々に調理されており、手がかかっています。見た目はそれほど鮮やかではありませんが、旨味は十分。
「青森県シャモロックの温製テリーヌ」
野菜のマリネを添えて。ふわふわ仕上げで優しくも力強い、個人的には温かいのがとても良い。
「宮崎県甘鯛の鱗焼き」
春野菜と魚介のムース、わさび菜とウルイのサラダ、海老出汁のソース。量感が素晴らしく、やはりこれくらいの厚みがないと、味にしても物足りなく感じるものです。
「オーストラリア産仔羊背肉のロースト」
マデラ酒とオリーブのソース。他の皿と同じく、付け合わせの野菜もたっぷりなのが嬉しい。緩めな火入れが食欲をそそり、ねっとりと舌に絡む羊肉の味わいが堪りません。数日前にいただいた何処かのフルーツビストロより断然旨い。
「桜のチーズケーキ、桜のアイス」
最後は春を感じる美味しいデザートで。この内容で6,000円程度ですから、非常に良心的で満足感有ります。またコース料理のみの姉妹店「プリべ・ド・リアン」にもお伺いしたい。ごちそうさまでした。
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