浅草「木馬亭」で浪曲を堪能した後、2022年10月に西麻布にオープンしたフレンチ「ノナカ」でディナー。どの駅からも10分以上かかる強気な立地です。
「チーズとアンチョビの揚げラビオリ」
今後に期待できるお味。見た目がシンプルなのも良い。
「ヒラメのカルパッチョ」
ヒラメは昆布茶でマリネ、オレンジ、ズッキーニ、茄子、シェリービネガーを合わせて。
「川俣軍鶏とモリーユ茸のスープ、ホワイトポルトの香り」
奥深い旨味があり香りも良い。中に軍鶏肉も入っていますが、必要ないくらい。
「パン」
「ズワイガニと小柱のクリームコロッケ」
俵形ではなく小判形、アメリケーヌソースは洋食風にウスターソースのような感じも。ざくざくした衣に、中身もしっかり目。
「ロックフォールを練り込んだロールキャベツ」
見た目が綺麗なロールキャベツですが、チーズの香りが強過ぎる印象で、ワインに良く合いそう。キャベツの甘みがしっかり感じられる方が好み。
「仔ウサギ背肉のロースト、ヴィネガーソース」
ロース、バラ肉、ヒレ肉。当然ながら淡白ではありますが、旨味もちゃんと感じられる美味しいウサギ料理でした。
「大人のほろ苦プチプチヴァニラプリン」
それほどプチプチはしませんが、かなりハードな食感、バランスの良いプリン。
「しっとりババ・オ・ラム、シャンティクリームと共に」
高級な「1731ファイン&レア パナマ 8年」を使用、流石に上品な味わいですが、ババは下品でも良いように思います。まだお若い野中シェフも非常に感じよく、フレンチの技法を使った洋食も色々考えられているようですので、今後に期待。ごちそうさまでした。
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