2023年5月に銀座六丁目から銀座七丁目に移転した老舗フランス料理店「ル・マノアール・ダスティン」でランチ。
「ブーダン・ノワール」
通常は豚肉ですが、蝦夷鹿の地で。移転後ブーダン・ノワールと人参のムースとコンソメジュレは封印されていたそうですが、要望が多過ぎ再開したそう。納得。
「蟹のウッフ・ブイエ」
上にフォン・ブランとバターのソース、なんと石黒農場のほろほろ鳥を使用したスペシャル版。明らかに味が濃くて旨い!シンプルなバターと卵は最高の組み合わせ。蟹の風味もよいですが、卵が主役の料理です。
「大山鷄、朝霧高原放牧豚のラビオリ」
バターソース、マッシュルームのペースト。鶏は軟骨入り、豚肉はしっかり豚の個性が感じられます。しかしながら滑らか、もっちりなラビオリの生地が絶品。
「カスレ」
メインの肉料理は好物のカスレということで迷わず選択。フランス産鴨もも肉のコンフィ、豚バラ肉の塩漬け、ソーシッソン、豚足、白いんげん豆など。本当に熱々、小さいココットにぎっちり具沢山、いんげん豆は少なめで肉がメイン、それぞれの素材の仕上げも素敵です。旨い。
「セロリのグラニテ」
上にバニラのソース。熱々後の冷々は上顎が外れそうになります。
「ほうじ茶のブランマンジェ」
上品な甘み、メインのデセールとしては少し寂しいですが美味しい。
「ホワイトチョコレートのムース、コーヒー」
久々にお伺いしましたが、真っ当なフランス料理は満足感が非常に高い。ほろほろ鶏の玉子美味しかったな。また秋冬にジビエをいただきたい。ごちそうさまでした。
コメント