浅草演芸ホールで「11月下席 昼の部」を拝見しました。
前座「無学者」春風亭貫いち
おーっ、また春風亭貫いち、今月3回目だぞ。しかし毎回違ったネタをやっているのは好感触。頑張れ。
「鯉狸」柳家小はぜ
下げは「あれが本当の鯉の竹昇りだ」
「天国と地獄」林家たけ平
声が大きい、一門お馴染みの木久扇師匠いじりネタ。下げは「エジソンって誰です?」「通ってよろしい」
「ジャグリング」ストレ-ト松浦
珍しく、中国ゴマで2回も失敗、汗をいつもよりかいていらっしゃった気がします。
「道灌」枝次改メ春風亭だいえい
「平林」鈴々舎馬るこ
以前も聞いた演目ですが、やはり面白い。下げは「急いで届けることなかったんだ、あたしゃ字が読めないんだよ」
「粋曲」柳家小菊
「親子酒」古今亭菊太楼
初めて拝見する方、古典をきっちり、お酒を飲む所作もきまっている。
「夫婦でドライブ」春風亭百栄
忘れっぽいという小噺からの小噺、存在自体が面白い。
「漫才」すず風にゃん子金魚
「権助芝居」柳家甚語楼
「下町せんべい」柳家小ゑん
菊池1040という方の新作落語(といっても40年ほど前)、春日部の下町オタクが田原町から江戸の下町を散策する話、スカイツリーにぶっささるウンコって。。。下町オタク兼映画オタクでもあったのか。煎吉(本名:伊集院ガクト)煎餅物語、楽しい。
「マジック」アサダ二世
「楽屋外伝」鈴々舎馬風
「転失気」春風亭一朝
ずっと聞きたかった演目、おならって面白いね。下げは「いいえ、屁とも思いません」
「たけのこ」柳家小八
下げは「おー、かわいや、皮嫌」
「漫才」ロケット団
ドラッグ、統一教会ネタなど、好き。
「鮑のし」春風亭一之輔
「持参金」五街道雲助
枝雀さんのCDでしか聞いたことのなかった演目、江戸バージョンも内容はほぼ同じ。
「曲芸」翁家勝丸
「橋場の雪」柳家三三
「夢の酒」と凄い似ていますが、違う話なのか。夢の女に悋気する女房お花の描写に爆笑。下げは「定吉が、また船をこいでおります」、寄席は良いです。
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