ミシュランガイド三ツ星の寿司店「鮨よしたけ」と同系列のイタリアン、緊急事態宣言下、ランチ営業をされていますので、2〜3年くらいでしょうか、随分久しぶりにお伺いいたしました。ランチはパスタ3種、メイン料理のみなので、両方オーダー。
「ミニサラダ」
セットのサラダ、レタスの緑色が鮮やか、生ハムも美味しいちゃんとしたサラダです。
「バゲット」
時間がたっても外カリッ、中フワッの美味しいバゲットは後に大活躍。
「アワビ入り魚介のラグー スパゲッティ」
アワビをメインに鮭などを細かく刻んだものも入っていました。アワビをパスタに使うのも珍しく感じますし、さらにアワビの香りが強いラグーはなかなかないのでは。パスタはやや柔らかめの仕上がりですが、食べやすくて美味。
「蝦夷豚バラ肉のグリル、ムール貝のスープ仕立て」
こちらも始めての組み合わせでしたが、北イタリアでは肉と貝の料理は定番だとか。豚、ムール貝以外に鶏肉の出汁も加えており、礒貝シェフはラーメンに例えていらっしゃいましたが、重層的なお味のスープはとても美味しい。ムール貝も大粒、豚肉もナイフがいらない柔らかさ、バゲットをスープに浸しながらいただいても素敵。
「ラッティン・ピエーディ」
柔らかいパンナコッタのようなデザート、調べてみると4年前にもいただいていました。コブミカンの葉の香り、上にグレープフルーツのマーマレード。ミルクの味わいもしっかりで香りも素敵。
「鮨よしたけ」系列ということで魚介の質の高さに目がいきがちですが、笑顔が爽やかなシェフの腕前も素晴らしく感じます。また、いつになるかはわかりませんが、夜にお伺いしたいイタリアンレストランです。ごちそうさまでした。
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