フレンチ「ポンドール イノ」ユイト日本橋室町

三井記念美術館で開催中の特別展「小村雪岱スタイル-江戸の粋から東京モダンへ」を拝見する前に、すぐ向かいのユイト日本橋室町野村ビル1階のフレンチ「ポンドール イノ」にお伺いしました。魚料理の「ナメタカレイのボンファム」も食べてみたかったのですが、夜も沢山食べる予定でしたので、前菜と肉料理のコースにいたしました。

リードヴォーのムニエル サラダ仕立て
リードヴォーのムニエル サラダ仕立て
根セロリのピューレ、グリーンピースのピューレ、ラビゴットソース、竹の子、菜花など春野菜も使用されています。リードヴォーはフワフワ、あっさりと仕上げられています。グリーンピースはあまり好きではないのですが、皮をむくと独特のクセが無くなり美味しいのです。

バゲット
バゲット
パンはブリオッシュ、バゲットの2種。完全にソースを付けて食べる用です。肉料理は残念ながら牛肉料理2種とマリア・カラスのみ。牛にはそれほど惹かれず、久しぶりに羊が食べたい気分でしたので迷わずマリア・カラスを選択。なんと出てくるまでに90分以上かかりました!!

仔羊のパイ包み焼き マリア・カラス風
仔羊のパイ包み焼き マリア・カラス風
本店「シェ・イノ」でもいただいたことにありますので、久々の再会。中にトリュフとフォアグラ、トリュフ、ポートワイン、マデラ酒などの数種の酒を使ったソースペリグーの香りがたまりません。ジューシーで柔らかい火入れはパイ包みならではでしょうか。これぞフランス料理、旨いです。

付け合わせのドフィノア(ポテトグラタン)、マッシュポテトも美味。
仔羊のパイ包み焼き マリア・カラス風
ちなみに料理名の由来は、シェ・イノの井上旭シェフが、マキシム・ド・パリ修行時代に、マリア・カラスの仔牛のパイ包み焼きを仔羊で作って欲しいというリクエストに答えて作り、絶賛されたことによります。う〜ん、パイ包みって大好き。ソースをたっぷり付けたバゲットも素晴らしいご馳走です。待った甲斐がありました!

ワゴンデザート
ワゴンデザート
楽しみなデザートはもちろん5種全ていただきます。カスタードプリン、ホワイトチョコとオレンジのムースケーキ、タルトタタン、イチゴのタルト、ガトーショコラ・クラシック。硬めに仕上げられたプリンがとても美味しい。

コーヒー
コーヒー
コーヒーはお代わり可能ですが、美術館の予約の時間が迫っていたので1杯だけ。前菜からメインまでの時間はかかりましたが、サービスも素晴らしいフレンチレストランです。特に支配人?の方のお声、抑揚がとっても心地よく、料理の説明が美味しいそうに感じるのが凄い。李料理の選択肢がもう少し多いと嬉しいですが、状況も状況なので仕方がないのかも。「シェ・イノ」よりも気軽に利用できるので、またお伺いしたい。ごちそうさまでした。

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