日本橋劇場で「柳家さん喬独演会」を拝見する前に、近場でご飯処を探索。人形町のとんかつの名店「かつ好」の「かつ丼専門店 日本橋蛎殻町さくり」が昨年10月にオープンという情報を見つけて早速にお伺い。
「鰯の土佐煮」
2日間じっかり炊いて煮汁がしみしみ骨まで柔らかですが、土佐煮のためかちょっと甘過ぎるかも。ビールより日本酒に合うのかもしれません。
「スープ、キャベツ」
大葉入りのキャベツは「かつ好」と同じ、スープは豚ヒレつくねのお澄ましで、それほど美味しくはない。
「ヒレかつ丼」
今流行りのとじないカツ丼の上が逆な感じでしょうか。魚沼産コシヒカリ、八ヶ岳卵、出汁は本枯れ節2年物と真昆布、丼タレは1週間寝かせた蕎麦の返しに和三盆、揚げ油は太白胡麻油など植物系油のブレンドなどなどこだわりが沢山記載されています。そして卵の黄色も鮮やかですがっ！！味うす〜っ。とんかつは柔らかいだけで旨味なく、とても薄っぺらで残念なカツ丼でした。これなら店名により行く気が無くなる、お向いの「カツ丼は人を幸せにする」の方が良かったかも。ごちそうさまでした。
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