
よみうり大手町ホールで「桂文珍大東京独演会 vol.17」を拝見しました。まずは文珍師匠、弟子の楽珍さんによるリクエスト募集から。
「老婆の休日」桂文珍
何回聞いても面白い落語は30年ほど前に作られたというから驚き。体を指で触ると体中が痛い話、水泳のターンを教えないで欲しいという話、おならで進む話など面白い小噺の連発。
「富久」桂文珍
もともと東京の話で、上方版を聞くのは初めてですが、設定はほぼ同じ。妻と息子がいるの下げのためなのか。下げは「親子三人水入らずですわ」
「笠碁」春風亭一之輔
浅沼稲次郎、大谷のお産、自分のお産のマクラなど。安定の笠碁。
「三味線」内海英華
「めでためでたの若松様よ」「さのさ」、都々逸など。
「地獄八景亡者戯(前半)」桂文珍
師匠の五代目桂文枝、先日亡くなった奥様の話などでしたが、マクラは不覚にも一部爆睡、地獄SNS(知らんけど、ニュースらしいで、知らんけど)、死体バックスなど一部アップデートされているのが素晴らしい。しかしながら2年前と「老婆の休日」「地獄八景亡者戯(前半)」が同じ演目だったのが少し残念でした。
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