文楽

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令和2年9月文楽公演 第一部『寿二人三番叟』『嫗山姥』国立劇場

先月の三谷文楽『其礼成心中』はさておき、半年振り以上の国立劇場での文楽公演再開です!と思いきや初日5日の第一部のみ上演して、いきなり休演!7日のチケットでしたので、ドキドキでしたが、何とか再開!!本当にギリギリの状況で、関係者の皆様の心労い...
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三谷文楽『其礼成心中』渋谷パルコ劇場

半年ぶりの文楽は三谷文楽『其礼成心中』から!前から3番目、中央付近のベストな座席で拝見できました。公演時間2時間、休憩無し、最初に三谷幸喜(人形)さんの挨拶から始まり。三谷さんもしっかりマスクを着用されていました。床は上手側ではなく、舞台後...
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女流義太夫演奏会2月公演 『菅原伝授手習鑑』紀尾井小ホール

初めての素浄瑠璃の会、最初は鶴澤三寿々さんのお話。京都府南丹市園部町にある武部源蔵所縁の「生身天満宮」、菅原道真左遷後、八男の慶能君を密かに養育し、さらに道真の木造を自ら製作し、納めた生祠が天満宮の礎となったという。その話が『菅原伝授手習鑑...
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令和2年2月文楽公演 第三部『傾城恋飛脚』『鳴響安宅新関』国立劇場

配役一本目は『傾城恋飛脚 新口村の段』です。全二段かならる『傾城恋飛脚』は、近松門左衛門作『冥土の飛脚』の改作で1773年初演。「新口村の段」は下段の後半部分。古手買、巡礼に化けた捕り手が登場する序盤の語りは御簾内で、忠兵衛と梅川が登場して...
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令和2年2月文楽公演 第二部『新版歌祭文』『傾城反魂香』国立劇場

令和2年2月文楽公演第一部に続いて第二部『新版歌祭文』『傾城反魂香』を拝見しました。配役表1本目は『新版歌祭文(しんぱんうたざいもん) 野崎村の段』です。落語の「蛇含草」でも「お染久松夫婦食い」という餅の曲食が出てくるなど、伝統的な心中物で...
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令和2年2月文楽公演 第一部『菅原伝授手習鑑』国立劇場

国立劇場小劇場で開催中の令和2年2月文楽公演、第一部『菅原伝授手習鑑』を拝見しました。菅伝月となっている2月において、最初の『菅原伝授手習鑑』です。2017年5月の国立劇場の第199回文楽公演で「茶筅酒の段」から「桜丸切腹の段」を見ているの...
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令和元年12月文楽鑑賞教室『伊達娘恋緋鹿子』『平家女護島』国立劇場

国立劇場 小劇場で開催された令和元年12月文楽鑑賞教室『伊達娘恋緋鹿子』『平家女護島』を拝見しました。配役表まずは『伊達娘恋緋鹿子』の「火の見櫓の段」から。15分もありませんが、登場する人形も多く、何よりお七が梯子を登るシーンが有名過ぎる鑑...
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令和元年12月文楽公演『一谷嫩軍記』国立劇場

歌舞伎でもお馴染み『一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)』を文楽で初鑑賞。最も上演頻度の高い「熊谷陣屋の段」の前の展開が素晴らしかった!本当によく考えられた完成度の高い物語です。今回は字幕が両サイドでなく上でしたね。配役表「陣門の段」熊谷次...
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令和元年9月文楽公演 第一部『心中天網島』国立劇場

近松門左衛門が手がけた浄瑠璃の最高傑作との誉が高い作品だそうですが、初めて知りました。。。まだまだ素人なもので。享保5年(1720年)に起きた、紙屋治兵衛と遊女 紀伊国屋小春の心中事件が元ネタとなっております。配役表主な登場人物は4人で「紙...