寄席「12月下席 昼の部 主任:古今亭今輔」浅草演芸ホール

浅草演芸ホールで「12月下席 昼の部」、今年の定席、千秋楽を拝見しました。

「看板のピン」春風亭昇也
「音曲」桂小すみ
「長崎さわぎ」から小林一茶の小唄、「うす闇き 櫓太鼓や 隅田川」とおっしゃっていましたが、本来は「うす闇き 角力太鼓や 角田川」のよう。途中の三味線が凄くて、間近で見られるのが感激です。
「真田小僧」三遊亭遊馬
あんまの口調がトレンディなのが面白い。
「初孫」三遊亭右左喜
下げは「心太と書いて、ところてんと読むんだね」
「行列のできるラーメン屋さん」コント山口君と竹田君
クレーム客で行列ができるラーメン屋のコント、初めて拝見しましたが、ちょっとバッファロー吾郎っぽくて面白い。
「一本の鉛筆」神田陽子
美空ひばりさんの講談。歌詞に泣けるが、最後の陽子さんのアカペラは必要?
「長短」桂伸治
「紙切り」林家今丸
うさぎの餅搗き、羽子板、バイデン大統領、まねき猫、お客さん、宝船。お客さんを立たせて、紙切りのモデルにするのが楽しい。
「親子酒」三遊亭遊三
「宮戸川」昔昔亭A太郎
初めて拝見、文菊さんよりもゆっくりとした出入り、写真撮影タイム、男前でナルシスト的な色気のある空気感が面白い。
「漫才」東京太・ゆめ子
やっと2回目拝見できましたが、好き。異次元なダブルボケ、面白過ぎる。
「黄金の大黒」春風亭柳橋
「地獄巡り(中)」古今亭寿輔
ド派手な緑の着物の素材「テトロン」はポリエステルの商標名なのか。夏は暑くて、冬は寒いらしい。
「曲芸」ボンボンブラザ-ス
初めて拝見しましたが、グダグダ感と胡散臭さが最高、お客さんに帽子を投げたり投げられたり。アサダ二世さんと同じく、寄席の権化。
「僕の彼女はくの一」古今亭今輔
彼女が実は伊賀の忍者の首領の娘でくの一だった話。首領の座を狙う忍者と戦い続け、最後の首領(お父さん)との戦いは宇宙規模のビリヤードに。下げは「今オレたちどこにいるんだろう」

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