浅草にある1988年創業のフランス風ロシア料理店「ボナ・フェスタ」でランチ。
「自家製生ハムのサラダ」
「ライ麦パン」
ふわふわ、ライ麦の酸味なのでしょうか、ライムのような爽やかさが感じられるのが面白い。
「ロシア風餃子ペリメニ」
下にラタトゥイユ、上にサワークリーム。ブーケのような見た目も綺麗な水餃子、皮は程よくもちもち、中はシンプルにひき肉ですが、サワークリームが意外な調和を見せ美味しい。
「トマト風味のボルシチスープ」
ビーツも入っていますがトマト味強め、牛肉もごろっと入ってビーフシチューのような印象。確かにビーツのボルシチって物足りない気持ちになるので、トマトベースの方が旨いかも。
「ジャンボマッシュルームの爆弾」
ジャンボマッシュルームにラタトゥイユ、マッシュポテトを詰め、さらにその上にハンバーグとチーズを乗せて焼いたもの。ソースはホワイトソース、クリーミーなデミグラスソース。ロシア料理ではなく、椎茸の肉詰めを想起させるオリジナル料理。マッシュルーム、野菜、チーズハンバーグの組み合わせ、マッシュルーム好きであれば、旨いに決まっている。良い意味で狡さを感じる料理です。
「ロシア風キャベツロールのトロトロ煮」
マッシュポテト、人参のグラッセ、ほうれん草のソテー、クリーミーなトマトソース、サワークリーム、一般的なロールキャベツとは違った形状です。
キャベツと繋ぎにご飯を使用した牛ひき肉が層になっているのも特徴、数時間煮込まれておりとろとろ、キャベツの甘みが効いており旨い。
包んだだけのロールキャベツよりも、キャベツを使う意味、存在が明確なのも良く、今まで食べたロールキャベツの中では一番美味しいかも。しかもここまで手を掛けて作られてものが、追加料金1,000円だと!後からレシート見て驚きました。
「自家製プリン」
ハードめの食感が良いです。美味しい。
「コーヒー」
唯一苦手だったのがこちら。グラスの縁にザクロシュガー、上にたっぷりの生クリーム。甘々で全然好きではありませんでしたが、文化を知るという意味もあり嫌ではありません。メイン料理もソースにしても甘くてまったり、気候が寒いですし、ロシアの人って甘いものが好きなのかも。温かいサービスも素敵で、料理も旨い、ハンバーグなど別の料理もまた食べたい。現代では非常に珍しい、安くて旨いレストランでした。素晴らしい。ごちそうさまでした。
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