「令和5年5月上席 昼の部前半 主任:瀧川鯉昇」浅草演芸ホール

久しぶりの浅草演芸ホールで「令和5年5月上席 昼の部前半」を拝見しました。大雨ですが、2階席まで入る盛況ぶり。

前座「転失気」春風亭昇ちく
下げは「いつ頃から?奈良、平安時代でございます」
「近日息子」瀧川鯉舟
「指揮者形態模写」好田タクト
ラジオ体操に乗せて指揮者の形態模写、モノマネされている方を知らないのですが、インパクトは凄い。場末感が凄い!ジェームズ・レヴァイン、朝比奈隆など。後からご本人を確認して笑える。
「お菊の皿」瀧川鯉津
見た目はヤンチャですが、意外と真面目。オネエ芸人みたいになったお菊の「笑ってよ〜」が楽しい。下げは「明日の晩、休むんだよ」
「老人ホームごっこ」桂伸衛門
以前も聞いたことのある演目ですが、やはり面白い。「笑ってよ〜」のてんどんが。
「和妻(マジック)」きょうこ
初めて拝見、山吹色の振袖で登場、小さい袋から玉子を取り出す「袋たまご」、取り出した際の、艶っぽい「たぁまご〜」の言い方は、ニックスの「そうでしたかぁ」並みに中毒性有り。個人的にやられたら危険かもしれません。
「お花半七馴れ初め(宮戸川)」春風亭傳枝
「河童の手」桂枝太郎
遊雀師匠と屋久島に落語をしに行った際、会場に2,000人集まったと喜んでいたら、実は避難所だったという爆笑マクラから白鳥師匠作の新作落語。軽妙な話術、落語ファンだけが笑えるくすぐりも楽しい。下げは「これからは猫の手も借りてぇや」

「コント」コントD51
初めて拝見しましたが、面白かった〜!推しギャグの「すまんのすまんのまんのう町」は意味がわかりませんでしたが、実の兄弟で香川県まんのう町出身なんですね。婆役の香川けんじ氏はコント内では83歳の設定だったのですが、実年齢は72歳、それでもあれだけ動けるのは驚愕。
「ディスイズアペン」春風亭鯉枝
普段、落語協会の寄席に行く方が多いためか、鯉昇一門は初めて見る方多い。ですが、その中でも最も不思議な雰囲気を醸していた方ですが、アルコール依存症で休業していたのか。。。掃除していたら出てきた北洋銀行のキャッシュカードからお金を下ろすためにわざわざ大手町支店まで行った話、1人でナンパをしたことがないのでしてみた話。浅草近辺で最初はどこまでも付いていくだけだったり、そのうちマクドナルドで「コーヒーでもどうですか?」と声を掛けたり、本当か作り話かマクラか新作落語か境界があいまいで不思議。変な話の区切り方の後、落語へ。マクラだったのか!落語よりナンパの話の方が興味深い。
「悋気の駒」三遊亭遊雀
やはり艶かしい蛇のような女将さんの描写が面白過ぎる。伯山曰くやる気がなかったそうですが、やる気のある遊雀師匠ってどんな感じなんでしょう。下げは「肝心の心棒が狂ってます」
「太神楽曲芸」丸一小助・小時
かなり危うい五階茶碗にハラハラ。こういう楽しませ方もあるのか。
「鼓ヶ滝」神田伯山
愛山師匠から習った話だそう。蘭さんも愛山師匠から習ったのかな。孫の描写が気持ち悪いですが、安定の演目、安定の講談でした。

「転宅」春風亭柳雀
下げは「いや、蕎麦ですから、手打ちにした」
「漫才」東京太・ゆめ子
「松山鏡」瀧川鯉朝
扇子と手拭いを忘れて前座さんに借りたそう。テレ東だけ湾岸戦争の時にムーミンの再放送、令和元年の「即位の礼」の時には栃木のニラそばの食レポをしていたというマクラが楽しい。
「たがや」三遊亭笑遊
コロナで奥様と濃厚接触できないので、孫の手やマジックハンドで奥様を触っているという、人柄が溢れる非道いマクラから。途中忘れてしまったようでテンポが悪くなりましたが、ごりごりの古典落語は良いです。槍の駄洒落は令和の時代ではなかなか難しい。
「紙切り」林家今丸
浴衣のお姉さん、人形町うぶけや(花魁)、夏祭りのお神輿、お客さん、宝船。
「宿屋の富」瀧川鯉昇
疲れが抜けなくなって50年、面白いムードを纏っていらっしゃるので、何言っても面白い。鯉昇師匠好きだな。

「夜の部」も少しだけ拝見。
前座「寿限無」桂伸都
「よめとてちん」三遊亭遊かり
ちりとてちんの登場人物を全て女性に置き換えた話。鯛のカルパッチョ、獺祭と時代設定が微妙です。
「漫才」おせつときょうた
新聞柄のスーツがインパクト大、背の高いメガネのおせつがナイツ土屋さんに似ているということで一度拝見してみたかった漫才師。ラーメン屋の新語のネタ。

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