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令和3年5月文楽公演 第一部『心中宵庚申』国立劇場

公演再開した令和3年5月文楽公演 第一部『心中宵庚申(しんじゅうよいごうしん)』を拝見しました。近松門左衛門最後の心中物、初めて拝見する演目でしたが、文楽って、やっぱりいいですね。 配役 まずは「上田村の段」から、八百屋伊右衛門女房の独断で...
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令和3年2月文楽公演 第一部『五条橋』『伽羅先代萩』国立劇場

飯田橋のフレンチ「ソンブルイユ」でモーニングをいただいた後、一番楽しみにしていた文楽公演の第一部を拝見しました。 配役 まずは能『橋弁慶』をベースとした『五条橋』から。20分程度と短いですが、人形でしか表現できない演出が多く、文楽らしさ満点...
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令和3年2月文楽公演 第二部『曲輪文章』『菅原伝授手習鑑 寺子屋』国立劇場

配役 令和3年2月文楽公演 第二部を拝見しました。まずは歌舞伎でもお馴染みの『曲輪文章』から。本演目は、近松門左衛門作の『夕霧阿波鳴渡』の上段を仕立て直したもの。残念ながら女房おさき役の吉田簑助さんが吉田一輔さんに代演です。 年末の吉田屋恒...
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令和3年2月文楽公演 第三部『冥途の飛脚』国立劇場

今年の文楽初めは『冥途の飛脚』から。丁度昨年の2月文楽公演で『冥土の飛脚』の改作である『傾城恋飛脚』を拝見していますが、上演段が全く違い、今回は最後の「新口村の段」は無し。 配役 まずは飛脚屋の日常が垣間見れる「淡路島の段」から。不覚にも前...
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令和2年12月文楽公演 第一部『仮名手本忠臣蔵』国立劇場

国立劇場 小劇場で開催中の文楽公演 第一部『仮名手本忠臣蔵』を拝見しました。第二部が1日だけ公演中止になったようですが、その後無事公演されたようで一安心です。お馴染み『仮名手本忠臣蔵』の六段目ですが、文楽でも歌舞伎でも見たことが無く初見。た...
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令和2年12月文楽公演 第二部『桂川連理柵』国立劇場

師走の舞台鑑賞は文楽から!2019年2月にも国立劇場で公演したいた『桂川連理柵』、その時はまんまと見逃しましたので、初鑑賞です。 配役 今回は長右衛門とお半の逢い引き場面「石部宿屋の段」はカット、ちなみに石部は東海道五十三次51番目の宿場、...
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令和2年10月邦楽公演「文楽素浄瑠璃の会」国立劇場 小劇場

国立劇場 小劇場で開催された「文楽素浄瑠璃の会 11時30分の部」にお伺いしました。素浄瑠璃は今年2月の女流義太夫演奏会が初めての体験、初めての男性義太夫による公演で、とても楽しみにしていました。 一題目は『菅原伝授手習鑑 寺子屋の段』、義...
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令和2年9月文楽公演 第三部『絵本太功記』国立劇場

第三部は歌舞伎でもお馴染みの『絵本太功記』です。本日は満員御礼ですね! 「夕顔棚の段」、最初の舞台袖からの「南無妙法蓮華経」の繰り返しは面白い。旅僧姿の秀吉登場の後、十次郎の出、紫の裃にピンクの小袖の若々しく涼やかな男前。頻繁に袖をパタパタ...
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令和2年9月文楽公演 第二部『鑓の権三重帷子』国立劇場

今回初めて知った演目『鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)』、近松門左衛門作、初演以降ほとんど再演されなかったものを昭和30年、野澤松之輔(西亭)が復活したもの。登場人物の心情的に分かりにく部分も多いです。人間関係も複雑なのですが、...
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令和2年9月文楽公演 第一部『寿二人三番叟』『嫗山姥』国立劇場

先月の三谷文楽『其礼成心中』はさておき、半年振り以上の国立劇場での文楽公演再開です!と思いきや初日5日の第一部のみ上演して、いきなり休演!7日のチケットでしたので、ドキドキでしたが、何とか再開!!本当にギリギリの状況で、関係者の皆様の心労い...